様々なチャレンジについて

私たちは、泉州水なすの伝統を守りながら
常に新しい挑戦を続けています。
先人から受け継いだ種と土を未来へつなぎ
大阪の農業の可能性を切り拓いていきます。


貝塚澤なすの復活

KAIZUKA SAWA NASU ― 室町時代から続く原種の継承

泉州水なすの原種である貝塚澤なすは、室町時代から大阪府南部浜手地域で脈々と栽培されてきた、日本最古の水なす品種です。室町時代の教科書「庭訓往来」に「澤茄子」の文字が記されるほど、古くからこの地に根づいてきました。

しかし時代の流れとともに栽培する農家は激減し、この貴重な品種は消滅の危機に瀕していました。私たち北野農園は、泉州地域で唯一この貝塚澤なすの復活栽培に取り組んでいます。

大阪府の吉村知事が記者会見でこの取り組みを紹介してくださり、貝塚市長への表敬訪問では特別表彰もいただきました。なにわの伝統野菜として認証されたこの品種を、次の世代へと確実に受け渡していくこと。それが私たちの使命です。


ブドウ栽培への挑戦

GRAPE CULTIVATION ― 都市農業の新たな可能性

水なすと向き合い続けてきた私たちが、新たに挑んでいるのがブドウの栽培です。

大阪の都市農業において、限られた土地でいかに価値ある作物を生み出すか。その問いへの答えのひとつとして、ブドウという果樹に可能性を見出しました。水なすの栽培で培った土づくりの技術、微生物との共生、有機物の循環。それらの知見はブドウ栽培にも確かに活きています。

まだ始まったばかりの挑戦ですが、泉州の風土が育む新しい味わいを、いつかお届けできる日を目指して日々試行錯誤を重ねています。


ベジナイト・直売所

VEGI NIGHT ― 地域と食卓をつなぐ場所

2008年から地域の農家仲間とともに続けている夜の直売所「ベジナイト」。仕事帰りの方々が立ち寄れる時間帯に、採れたての新鮮な野菜をお届けする。そんなシンプルな想いから始まりました。

連日・連週、多くのお客様にご来場いただき、今では地域の方々に愛される恒例行事となっています。また、庭先直売所では日々の収穫を直接お客様の手に届けています。

生産者の顔が見える距離で、会話を交わしながら野菜を選ぶ。そのあたりまえの光景を大切に守り続けること。それもまた、私たちの挑戦です。


泉州水なす・貝塚澤なすの北野農園
大阪府貝塚市海塚