
2014年12月8日のブログで種を蒔く前に書かせて頂いてから
http://www.kitanofarm.com/kf/2586
三ヶ月半☆接木せず自根育てる方法でココまで苗も大きくなりました。
泉州水なすのルーツを確かめるための実験研究ともいえる位置づけで
今年も樽井巾着なす栽培します。
販売は今のところ考えておりません。
ただいつもご購入いただいているリピーターのお客さまにのみ
プレゼントできればなぁと考えています☆
昨年はしっかりと原種の形状、赤紫色+電球型をしていました。
今年はさてさてどうなることでしょう☆
ワクワクしながら栽培しています^-^v

今年は貴重な種を分けていただき接木なしで、
ビニールハウスと露地栽培の両方でチャレンジした
樽井巾着なす。
ビニールハウスの方は泉州水なすの栽培園地との距離から
ほとんどが泉州水なすと変わらない形、色となってしまい
面白みがない感じです。
ところが露地栽培の方は明らかに形が違い
上半分は馬場なすのように細長く、下半分は澤なすのようにまん丸。
巾着といえば巾着ですが、昔ながらの腰巾着のような形です。
色も濃紺ではなくあずき色のような薄い皮色。
数年前まで大阪泉州の泉南市樽井で種を繋がれていた
偉大な生産者さんの繋いでくれた樽井巾着なす。
祖父の言葉、数少ない文献から紐解いていた、この地域は
かつてさまざまな形の水なすが存在したという諸説を裏付けるような形です。
しかも、馬場なす、澤なすに比べても種の安定度合いが低いのか
露地栽培の方の樽井巾着なすも一つの木でさまざまな形が
ぶら下がっているのが現状です。ただベースは腰巾着型。
今年種を採りまた来年、そして再来年と
時間はかかりますが少しずつ泉州地域がかつて茄子王国だったことを
証明していきたいと思います。
樽井巾着なす関係のブログをご覧頂いたメディア関係の方から多数
取材のご依頼いただいておりますが、この品種は一切の取材をお断り
しております。
いまはただ真摯に泉州水なすの歴史と向き合い
ご先祖様の息遣いを感じ、正しいことを伝えられるように勉強あるのみです。
今夜は泉佐野市の先輩農家さんたちのと忘年会でした☆
皆さん泉州水ナスを生産されている方々ばかり^-^
中にはJA大阪泉州の水ナス部会長も☆農業をやり始めた時から
ずーーーっとお世話になりっぱなしの方々です!!
最初は皆さん探り探り☆言っていいことやら言ってはいけないことやら
ありましたが、酔いが回ると何でもかんでも無礼講☆
完全にNGワード連発!しかし水ナス農家の専門用語だらけで何のことやら☆
また来年も今年以上に勢いつけていけそうな予感☆!!!!!
今年も残すところあと12日です!!
イケー!!っと言いながら北野農園一丸で年末乗り切ります☆
2014年度産の泉州水なすの栽培が先週から始まりました✩
まだまだ日中は暖かい日が続いており温度はさほど気にせずですが
冬支度は早め早めにします^ー^v
2014年度シーズンも美味しい泉州水なすを生産いたしますので
どうぞ皆様よろしくお願いいたします✩
そして同時進行で進んでおります例の伝統種 水なすの復活。
まだ資材が揃わずグズグズしておりますが、時期的に焦る必要は
まったくありませんのでこれからゆっくり取り組んでいきます~^ー^v